基礎デザイン学科

science of design

ヴィジュアルコミュニケーション

ヴィジュアル・コミュニケーションの実践的な演習ですが、3年次にはよりコンセプチュアルな次元でデザインを展開するステージに移行します。表現したい内容を的確に可視化する力と、人の記憶に印象を刻印するコミュニケーションとはいかなるものであるかを、2つの課題を通して理解していきます。特に後半の課題は、視覚記号の運用によって、アイデンティフィケーションがいかに生成するかについて把握する実践的な演習になります。

課題1 大相撲四十八手

わかりやすさは、ヴィジュアル表現の要点である。
ここでは大相撲の技を一つ取り上げて、
視覚的な連続表現でわかりやすく可視化している。
必要な要素だけに絞り込むことと
簡潔な形と合理的な色彩の使用が必須になるが、
整理されることで美しさや面白さが備わってくる。

課題2 スポーツチーム

架空の「スポーツチチーム」を考案しVIデザインを展開していく。
視覚記号の運用によるイメージの制御と発展性について学習する。
まずは、独創的なスポーツを考案し、
そのルールについて詳細かつ奔放にイメージを膨らませ、
誰もが理解できる名称を考え、そのマークやロゴタイプを制作する。
サービスやその思想を体現したシンボルやロゴタイプを運用することで、
仮想や構想を発展させていく過程を学習する。
写真は紙飛行機の飛距離を競う競技を新たなスポーツを考案し、
シンボルやロゴタイプ、ポスター、告知グラフィックスや
フニフォームなど、多様なツールやメディアに展開してみせた例である。

ラジオ体操

PAPER AIRLINE LEAGUE

東西池袋駅伝