基礎デザイン学科

science of design

表示方法論Ⅲ

人はことばを使って思考を組み立てますが、デザインや仕組みを考えるときには自分の外側にイメージを吐き出すための表現能力が必要となります。この授業ではそのための基本的な技術を身につけることを目標としています。暮しの中で関わってきた日用品を題材に、スケッチや図面の基本表現、模型制作などを通じて立体物の成立ちを理解し、カタチを生み出すための立体把握力を養います。

椅子のスケールモデル

大学内の展示室に所蔵されている椅子の中から一脚を選び、そのスケールモデル(1/6サイズ)を制作します。使う立場からは見えなかった立体物の構成を、制作する視点を持って細部まで読み込んでください。実測、作図、素材選定、制作から、カタチをつくる基本プロセスを学びます。