基礎デザイン学科

science of design

授業展示「INVISIBLE」
2016.12.19
日時|2016年12月19日(月)-24日(土) 10:00-18:00
会場|本学12号館1階
授業|デザイン演習Ii【エディトリアルデザイン】板東クラス
指導|板東 孝明(本学科専任教授)
主催|基礎デザイン学科研究室


一冊の本をつくる。それが演習の目的である。
最初に示したのは、
「後期すべてを費やして,一冊の本をつくる。描き、撮り、書き、編み、デザインする」シンプルだが難易度は高い。
本はグラフィックとプロダクトのちょうど中間にあるオブジェクトだ。
書体の選定、一文字一文字の字間の調整、ページのグリッドシステム、ノンブル、全体のページの流れ、前付け後付け、印刷様式と用紙の検討、そして製本まで、細部から全体まで隈無く目配りしなければならない。
平面作品としての密度と立体物としての精度が必要になる。

課題テーマをみんなで決めた。「invisible」(不可視なるもの)。
見えないものを想起させる。見えないものを顕現させる。
そして見えないものを姿をあらわす。
思えば、行間を読む、というが本の肝なのかもしれない。本とはまさにinvisibleを隠喩している。本というものの本質とはなにか。本から何かが立ち現れるかどうか。不可視なるものに立ち向かってくれた成果がここにある。