基礎デザイン学科

science of design

課外講座「ラース・ミュラー アナログリアリティー」
2015.10.24
日時|2015年11月12日(木) 16:30–
会場|武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 1号館103講義室
講師|ラース・ミュラー(デザイナー、出版者)
主催|基礎デザイン学科研究室

アナログリアリティー
本年、京都および東京で、ラース・ミュラー氏の充実した個展が開催されました。この機に寄せて、広く世界を見渡す同氏の視点から、「グラフィックデザイン」と「エディトリアル・デザイン」の刺激的な側面について考えます。

ラース・ミュラー Lars Müller
スイスを代表するグラフィックデザイナー・教育者であったヨゼフ・ミューラー=ブロックマンや、リヒャルト・パウル・ローゼから多大な影響を受け、書籍を基盤とした活動の中に、その思想を引き継いできた。グラフィックデザイナーであるとともに、チューリッヒにある出版社「Lars Müller Publishers」の代表。「世界グラフィック連盟」会長(2012-15)も務めている。昨年、「スイス・タイポグラフィ」の活動のシンボルとなった『Neue Grafik』を復刻。また書体「ヘルベチカ」への敬意を込めた『Helvetica: Homage to a Typeface』を出版するなど、スイス・タイポグラフィの現代における代弁者のような存在になっている。