基礎デザイン学科

science of design

タイポグラフィ研究a

タイポグラフィとは本来、活版印刷そして文字組版による平面構成をさす。 本研究では、それを広義の意味でとらえ、空間のなかでのポイエーシスの生成をめざす。 音楽のリズムや旋律、拍子を、文字組版へ、空間構成へと拡張する試みである。

2013年 課題1

Oskar Schlemmer の「トリアディッシュ・バレエ(Das Triadische Ballett)」の3幕のうちひとつを選び、その演目から受けた印象をもとに詩を自作し、その文字と点・線・面によってポスターに再表現する。

2013年 課題2

Glenn Gould “Bach The Goldberg Variations”の冒頭パート、 1 分 53 秒の“ Aria”を、谷川俊太郎の詩集『定義』中の「灰についての私見」「風景画は額縁から流出するだろうか」の二つの詩のタイトルと全文で「明晰」かつ「簡素」に構成する。曲への感想ではなく、曲の「空間」を視覚化する。